島の素材と光が生み出す、世界にひとつの「青写真」
薬品を紙に塗り、その上にネガフィルムを重ねて紫外線をあてることで写真をプリントする「サイアノタイプ」。1835年~45年頃にイギリスで発明された写真技法で、独特の美しい青色を生み出すことから「青写真」とも呼ばれ、古くから印刷や設計図面などに広く使われてきた歴史があります。
そんなサイアノタイプの技法を活かし、Tシャツやバンダナなどのアパレルを展開しているのが、阿部銀司さんと木村アリス美南さんによるアーティストチーム「lune_oimo」。新島に滞在して働きながら、新島の食材や風景写真を使った作品を制作しています。まるで島の景色を閉じ込めたような白と青の世界観と、インクとは異なる独特の風合いで、ひそかな人気を呼んでいます。
夏の終わりの日曜日、lune_oimoさんによるサイアノタイプ・ワークショップを開催することになりました。新島の植物やお気に入りの写真を使って、新島でしかつくれないオリジナルポストカードをつくりませんか?
<サイアノタイプ・ポストカードのつくりかた>
①サイアノ液をポストカードに塗り、乾かします。
②新島の植物や写真をポストカードに置き、日光で転写させます。
③転写したポストカードを水洗いし、乾かしたら完成!
【lune_oimo サイアノタイプ・ワークショップ】
日時:2024年8月25日(日)13:30~16:30
会場:Oigie Shop(新島村本村1-7-6/本郷通り・いとうやさん向かい)
参加料:500円
所要時間:約30分
予約:不要。どなたでも参加できます。
必要なもの:特になし。手ぶらで参加できます。お気に入りの押し花や写真など、デザインに使いたいものがあればお持ちください。白い服や布など、プリントしたいものがあれば、お持ちいただければプリントできます(ただし完成は後日となります)。