7年ぶりの2地区披露!若郷はオープニングを見逃すな
毎夏の盛り、亡くなった方への鎮魂の思いを込めて、盆祭で披露される「新島大踊(おおおどり)」。中世芸能として古い歴史を持ち、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「風流(ふりゅう)踊り」の一種とされ、新島の若郷と本村の2地区で大切に受け継がれて来た伝統芸能です。
近年は台風による悪天候やコロナ禍の影響で中止されることが続いていましたが、2024年に若郷地区で復活。今年は天候もよく、7年ぶりに両地区での披露が実現する運びとなりました。
同じ踊りでも、雰囲気がまったく異なる2地区の大踊。この機会にぜひ両地区の踊りを楽しんでいただきたいと思い、鑑賞ポイントをまとめてみました。
宵闇に映える赤いカバとダイナミックな動き
最初に披露されるのが、若郷盆祭での大踊。

場所:若郷・妙蓮寺の境内 出入口付近
日時:8月14日夕方6:30~
若郷は毎年この日に行われる地域の夏祭り「若郷盆祭」で披露されています。境内では中央にやぐらが立ち、奥にフードやドリンクなどの出店がずらり。住民による踊りや太鼓などの出し物、お盆といえばこれ!の輪踊りなど、イベントももりだくさん。提灯のあたたかなあかりと笑顔があふれ、そこにいるだけで楽しい気持ちになるお祭りです。
大踊は祭りのオープニングに登場。6時半ごろ、赤いカバ(かぶり布)をたっぷりと垂らした踊り衆が、道路から出入口の短い坂道を上って境内に入ってきます。

本堂の階段横に輪をつくり、生歌とともに踊りが始まります。会場内をうろうろしていると、うっかり見逃してしまうので、ご注意ください。

大踊の踊りには何種類かありますが、今回は『青が丸』と『伊勢踊り』の2曲が披露される予定。また今回はシンポウニン(初めて大踊を踊る人をそう呼ぶそうです)として、若郷の高校生が踊り衆に加わります。

若郷ならではの生歌、カラダを大きく使った踊り衆のダイナミックな踊りと、舞うような扇子の動きにご注目ですよ!

崖をバックに宵闇のなかを踊る若郷の大踊は、自分がどこにいるのかわからなくなるような異世界感がありますね。
☆若郷大踊の注目ポイント☆
・盆祭のオープニングに本堂横で披露
・時間は6時半すぎごろから
・赤いカバに黒い紋服、カラフルな下げ緒が宵闇に映える
・生歌が受け継がれているのは若郷のみ
・地元の高校生が踊り衆として初参加
・踊るのは『青が丸』『伊勢踊り』の2曲
なお『伊勢踊り』は翌日の本村での大踊でも披露される予定です。同じ伊勢踊りでも全く違うので、比べてみるのも面白いかも!

大踊の後も出し物がもりだくさん。輪踊りもあるので、ぜひ最後まで楽しみましょう!
明日は本村の大踊についてご紹介します。








