「台風15号から1年　島の文化を守りたい」NHKにて放送

昨年の9月に新島、式根島に襲来し、島内各地に甚大な被害をもたらした台風15号。台風慣れした住民ですら「経験のないすさまじさ」と口々に恐怖を語った暴風雨は、海岸をえぐり、木々をなぎ倒し、被害のない家はないといわれるほど住宅に大きな損害を与えました。

全壊、半壊した家も多くありましたが、被災地が広域だったため離島での補修は大幅に遅延。住民の多くが不便な生活を強いられることになりました。その一方、ひっそりと島の人々を悩ませていたのが、新島村にしかない石造建築、「コーガ石の民家をどうするか？」という問題でした。

全国的にも非常に珍しい石造りの家並みは新島独特の景観として親しまれていますが、保存が難しいことから石の家が年々減っているのが現状です。傷んだコーガ石をどうにか残すか、それとも壊して処分してしまうか。決断を迫られた住民が多いなか、「貴重なコーガ石の建造物を残していくには今しかない！」と立ち上がった人たちがいます。

台風15号から１年。新島の文化財を守ろうと奮闘している人々の姿を追った５分間のドキュメント企画が、このたびNHK総合テレビにて放送されることになりました。当「にいじまぐ」も島内取材をバックアップさせていただきました。ぜひ、ご覧ください。

＊放送スケジュール＊

NHK総合　朝の情報番組「おはよう日本」内の1コーナー

9月7日（月）7:45～8:00のうちの5分間

タイトル「台風15号から1年　島の文化を守りたい」

※台風10号接近の関係で、放送日時が変更になる可能性があります。その際には改めて告知させていただきます。

＊関連リンク＊

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＊配信は2020年9月7日〜9月14日まで（無料/NHKの受信契約がある方のみ）

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昨年の台風15号被害についてのレポートはこちら